「婚活をしている人」と一言で言っても様々ではありますが、特に時代背景が大きく影響しています。20代と40代の方では結婚していない理由も違いますし、望んでも結婚できないでいる原因も違います。
一色単に結婚できないのは自分に魅力がないからだわ!と落ち込んでいるのであれば、自分の生きてきた時代背景を知り、失った自信を取り戻してもらいたい。
- ミレニアル世代
まず、婚活市場の中では若い部類に入るミレニアル世代の方たち。
ミレニアル世代は1980年代~2000年に生まれた人たちを指しますね。
正確に言うとギリギリ私もここに入るのですが、ちょっと違うなと思っていて、ミレニアル世代でもやや後半にあたるゆとり世代(1987年生まれ~)とさとり世代(1990年代生まれ)を主に指すとここでは仮定したいと思います。
ミレニアル世代の特徴はデジタルネイティブであること。
物心ついたころから、インターネットなどIT技術がまわりにあり、それとともに大人になった人たち。
ほしいものは自分が動かなくてもPCやスマホで手に入れることができる世界しか知らない。選択肢が多いことから妥協しないでほしいものを手に入れることができるし、たくさんの物が溢れているのがあたりまえ。
がしかし、対人となると話は別。
恋人として理想の相手がいても、それが必ず叶うとは限りません。
一度でも叶わないと、恋愛は叶わないものと悟り落ち込み、恋愛への意欲も低下する人が多いといいます。
またゆとり世代は「みんな仲良くケンカしないでいこう」と言われて育ってきていますから、告白して嫌われたりすることを激しく嫌います。
だったら深い仲にならず、ゆるく付き合っている方がストレスにならないと、男女交際への発展が鈍いこともこの世代の特徴です。
この世代の人たちが結婚を望んでもできないのは、積極性の不足。
これは自分も相手もです。
だから結婚しようと本気で思い、自分が行動すれば結婚できる人がたくさんいます。
- 氷河期時代
次の世代は氷河期時代(1970年~1983年生まれ)わかりやすくいうとアラフォーの皆さんです。
バブルの崩壊、就職難など厳しい社会情勢を生き抜いてきた人たち。
しかし戦えた人もいれば、戦いきれなかった人もいました。
男性がおつきあいをしている女性と結婚を決断できない理由の多くが「経済的不安」とあるように、不景気で仕事の先行きも見えない男性陣は結婚を決断できず、今の平均婚姻年齢を引き上げた原因の一つといわれるほどです。
非正規雇用も多く、今問題となっている中年引きこもりと言われる人たちも、この世代の人です。
では女性は?女性だって仕事をする時代、1997年には男女雇用機会均等法の改正も手伝いどんどん社会進出できるようになってきました。
すると、自分より年収の高い尊敬できる男性を求めるのは想像に難しくないでしょう。
すると不景気真っただ中、そんな条件の男性に出会うのはかなりの確率。
理想の人はいないし、仕事は面白いしと結婚を後回しにする女性。
今、独身のアラフォーの方は不景気のあおりを受け、結婚するチャンスを逃してしまったことが原因であると考えます。
また、女性の社会進出も大きく関係しています。
男性の「経済的不安」から長くお付き合いし、結婚適齢期も超えてしまったけど、信じておつきあいを続け、その結果結婚に至らなかったという独身女性が多いのもこの世代の特徴です。
さて、かなり簡単にまとめてしまいましたが(もっと詳しく知りたい方は、どうぞお問合せください)結婚できないといっても色んな原因があることはご理解いただけたかと思います。
もちろん、これに当てはまらない方もいらっしゃると思いますが、細かく丁寧に紐解いていくとここに辿りつくことが多いはずです。
あなたの魅力不足が原因ではありません。
過去は変えられませんが、未来は自分次第です。
自分をしり、前向きに結婚と向き合うことができれば、運が引き寄せられてくることでしょう!